全速ストロボ同調可能な電子シャターとは

2021/09/16(木)

日中シンクロについて長々と引き摺ってきましたが、今度こそ最終回です。

先日、レンズ交換式のカメラであっても、間もなくそれ(全速同調可能なシャッター)を使える可能性が出て来た、とお伝えしたのですが、どんなカメラか想像が付きましたでしょうか?

答えは簡単で、グローバルシャッター搭載機です。

メカ式のフォーカルプレーンシャッターの電子版がローリングシャッターだとしたら、常に全開するレンズシャッターの電子版がグローバルシャッターになります。

グローバルシャッターと聞くと、動体歪みが無い事ばかりが取り沙汰されますが、実はストロボの全速同調も可能になるのです。

ですので、グローバルシャッターを搭載したカメラが出た暁には、ガイドナンバーが一桁の超小型ストロボであっても、日中シンクロが可能になります。

 1/160秒 F10 ISO100(EV14)

例えば、毎度お馴染みの上の写真ですが、もしグローバルシャッターが1/8000秒を出せるとしたら、絞りはF1.4になります。

という事は、被写体までの距離が2mだとすればガイドナンバーはたったの2.8で済むのです。

という事は、もしかしたら(放電チューブは不要で)高輝度のLEDでもいけるかもしれません。

なおこれは、あくまでも絞りを思いっきり開けた場合で、絞りを絞ればそれなりのストロボが必要になります。

とは言え、グローバルシャッターになれば、小さなストロボでも十分日中シンクロが可能になる事は分かって頂けた事でしょう。

そうなると、いつかハイスピードシンクロという言葉が死語になるかもしれません。

またグローバルシャッター搭載機には、(例えプロ用であっても)是非コンパクトカメラと同じ様に超小型のストロボ(もしくは高輝度LED?)を内蔵して頂きたいものです。

いつでもストロボ発光が可能だったミノルタα5700i

ついでに言わせて頂ければ、ボタンを押してストロボをポップアップさせるのも面倒なので、上のミノルタα5700iの様に、発光部が常時顔を出していていると最高です。

すっかり気の早い話をさせて頂きましたが、はたしてグローバルシャッター搭載機はいつ頃出るのでしょうか?

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