既にご存知の様に、先日(2022/02/22)動画ファン待望のLumix GH6が発表されました。
当初は単に4K120Pが撮れる様になったGH5の後継機だと思っていたのですが、中身はどう見ても業務用の動画機です。
言い出したらきりがないのですが、
何しろ空冷ファンを内蔵して、
ダイナミックレンジブーストなる飛び道具を備え、
5.7K60PやらAppleのProRes 4:2:2(5.7K30Pと5.7K24P)をサポートし、
4chの音声収録、
ISO感度のデシベル表示、
オーディオ専用メニューの新設
等々と、どう見てもアマチュアが使いこなせる領域を遥かに超えています。
これで26万円とは、正にバーゲンプライスでしょう。
ネット上では、バカの一つ覚えの様にLumixオリジナルの空間認識AFを止めて位相差AFを望む声がありますが、そんなド素人の戯言など意に介さずといった感じです。
もっと端的に言えば、位相差AFを望むユーザーなど相手にしていないという事です。
そんな訳でもしボケにこだわらない、すなわち背景までキッチリ写したいのであれば、40万円以上もする動画志向のフルサイズ機よりこちらにした方がよほど賢明ではないかとさえ思ってしまいます。
中でも幣サイトが興味を持ったのは、ハイフレームレートのFHD240Pです。
この場合AFも働き、30fpsの再生速度であれば8倍、24fpsなら10倍のスローが可能になります。
またAFは使えないものの、同じくFHDの300fpsなら10倍と12.5倍のスローが可能になります。
当然ながらフルサイズ機で、こんな芸当ができるカメラは存在しませんし、いつか実現するとしてもあと数年は先の事でしょう。
フルサイズの1/4の大きさの撮像素子とは言え、1秒間に300フレームも撮れるとは、何とも凄い時代になったものです。
そうなるとこの撮像素子がどこ製か気になる所ですが、パナソニック系となれば(Nikon Z 9と同じく)やはりタワーセミコンダクター製なのでしょうか?
もしそうだとすると、インテルが触手を伸ばした理由も分かる気がします。
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