2021/12/06
今頃になってようやく気付きました。
なぜEOS R(及びR5、R3)は、モードダイヤルを無くして、あの使い難いMODEボタンとサブダイヤルの組み合わせにしたのか。
その理由は、(とっくにお気付でしょうが)どうやら動画の露出モードが多くなったので、それに対応するための様です。
何しろ下にあります様に、動画の撮影モードは8種類もあるのですから。
こうなると、さすがにモードダイヤル上に追加で8項目も載せられません。
対する従来型のモードダイヤルを採用したEOS RPやR6はどうかと言えば、動画撮影モードはAUTOとマニュアルの2種類しかないのです。
そう言う深謀遠慮があって、EOS R系はMODEボタンとサブダイヤルの組み合わせを採用したのでしょう。
さすがキヤノンと言いたい所ですが、そうでもありません。
EOS R6とRPの場合、動画撮影モードはAUTOとマニュアルの二つしかなく、その選択をメニュー画面から行う様になっています。
ですので、EOS Rにおいても一般的なモードダイヤルを採用して、メニュー画面から8種類の動画撮影モードから選ぶ事もできます。
更に言わせて頂ければ、静止画撮影モードと動画撮影モードの違いはFv、A+、Bulbの3項目で、他は全て重複しています。
ならば、どこかに静止画と動画の切り替えスイッチを設ければ、モードダイヤルをそのまま使う事も可能です。
何故そうしなかったのでしょうか?
そう疑問に思って、ではニコンはどうなっているのか調べてみると、さすがです。
正にその切り替えスイッチが、背面にしっかり鎮座していているではありませんか。
そしてモードダイヤルを見ると、キヤノン機の様にFvやA+やBulbなどありませんので、動画撮影モードとピッタリ一致するのです。
これは使い易い。
おまけに動画撮影中に静止画も撮れるそうです。
幣サイトのブログを見て頂いている方でしたら、もう心は決まったでしょう。
これからは間違いなくニコンです。
ちなみにソニーはEOS R6に似た方式です。
そうなんですよね
ニコン機は静止画と動画が完全に分離してあるのでかなり使いやすいです(勿論動画と静止画を全く同じ設定にすることも可能)