無用なマルチアクセサリーシュー

このEOS R8に付いているマルチアクセサリーシュー

EOS R8にまで採用されたマルチアクセサリーシュー

一体誰のためにこんな物を付けたのでしょうか。

30万円以上もする高価なEOS R3EOS R5、或いはEOS R6 Mark II辺りでしたら、(どうせ買えないのですから)いくらでも無用な物を付けて貰って全く構わないのですが、何でこんな普及機にこんな物をくっ付けたのでしょうか。

ちなみに入門機のEOS R50にまで、このマルチアクセサリーシューが奢られています。

入門機のEOS R50

恐らく新規部品代と追加の保護カバー、それに開発コストと評価コスト等を加えれば、以前のアクセサリーシューと比べて千円以上価格に上乗せされているのではないでしょうか。

それでいてどんな役に立つかと言えば、純正マイクの直付けができて、最新の純正ストロボと純正ストロボトランスミッターを取り付けられる程度しかないのです。

おまけにその最新の純正ストロボは、この夏発売で、このマルチアクセサリーシューに現在装着できるストロボは1台も無いというありさまです。

この夏発売のスピードライトEL-5

更にです。

従来のキヤノン純正のストロボを防塵防滴仕様で使うためには、以下の様なアダプタ(AD-E1)を用意しなければならないのです。

にも関わらず、何で一般人がこんな無駄な物に大枚を叩(はた)かなければいけないのでしょう。

更にです。

もしこれを保護カバーも付けずに接点がむき出しで使っていて、錆びやゴミやらで接点不良でも起こしたら、その修理代で数万円は吹っ飛ぶのです。

正に百害あって一利もありません。

それでいながら、保護カバーを外した状態で写真を撮ろうとすると、否が応でもこの金色の端子が目に飛び込んでくるのですからたまりません。

EOS R8のマルチアクセサリーシュー内部

そんな訳で、どこかの中華メーカーで、奥側の端子部だけを保護するカバーを作ってくれないものでしょうか。

あるいはコーキング剤で、端子部を塞いでしまいましょうか。

 

2件のコメント

この記事を書いた方は、勉強不足ですね。
AD-E1が必要なストロボは限られており、
スピードライト580EX以下のガイドナンバーが小さいモデルは全て使用可能です。
こんな文責も明記されて無い記事に惑わされないようにしましょう。

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