RF24-105mm F2.8 L IS USM Zの意味不明な宣伝動画

これは情けない。

誰がどう見ても、情けない。

キヤノンからRF24-105mm F2.8 L IS USM Zが発表されました。

RF24-105mm F2.8 L IS USM Zとパワーズームアダプター

50万円近くもするレンズなので、貧乏人には全く関係ないのですが、キヤノンの宣伝動画を見て唖然としました。

何なんでしょう、この動画は?

当然レンズの紹介動画ですので、このレンズでしか撮れないシーンが目白押しだと思っていました。

具体的には、4.4倍(24~105mm)の画角の変化と、それに伴うF2.8のボケの変化、更にはズーム開始時と終了時の滑らかな速度変化を見たかったのですが、残念ながらそれらしいシーンば全く有りません。

と言うより、どれも単焦点レンズでも撮れる様なシーンばかりです。

はっきり言って、何だこりゃという感じです。

このレンズでこの動画を撮る必然性は、一体どこにあるのでしょうか?

更に笑ってしまうのが、この仰々しいリグです。

こんな物が無くても、それこそ手持ちのEOS R8と35mm F1.8、それに片手持ちのジンバルで同じ動画が簡単に撮れてしまいます。

これだけのセットと機材とスタッフを揃えて、この動画は一体何を表したかったのでしょうか?

実に情けない。

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