2021/12/03
いよいよソニーのα7 IVが日本で発売されるそうです。
ニコンファンの幣サイトとしては、全く興味の対象外なのですが、以前書いた記事が価格を含めて未定の部分があったので、オフィシャル情報を元に他社機と比べてみる事にしました。
項目\機種 | Nikon Z 6 II (2020/11) | α7 IV (2021/12) | Lumix S5 (2020/9) | EOS R6 (2020/8) |
画素数 | 2450万画素 | 3300万画素 | 2420万画素 | 2010万画素 |
電子幕速度 | 1/45秒 | 1/15秒 | 1/20秒 | 1/60秒 |
ISO感度 (拡張) | 100-51,200 (50-204,800) | 100-51,200 (50-204,800) | 100-51,200 (50-204,800) | 100-102,400 (50-204,800) |
シャッタースピード | 1/8000-30, B | 1/8000-30, B | 1/8000-30, B | 1/8000-30, B |
AF | ハイブリッドAF 瞳AF 動物AF 最大81% EV-4.5 | 4D FOCUS リアルタイム 瞳AF 犬・猫・鳥検出 最大94% EV-4 | 空間認識AF リアルタイム 認識AF 顔瞳動物認識 | デュアルピクセル CMOS AF II 瞳・顔・頭部検出 犬・猫・鳥検出 最大100% EV-6.5 |
連写 (電子シャッター) | 14コマ/秒 | 10コマ/秒 | 7コマ/秒 | 12コマ/秒 (20コマ/秒) |
手ブレ補正 | 最大5段 | 最大5.5段 | 最大6.5段 | 最大8段 |
ファインダー | 0.5型 369万dot 0.8倍 21mm | 0.5型 369万dot 0.78倍 23mm | 0.5型 238万dot 0.74倍 20mm | 0.5型 369万dot 0.76倍 23mm |
モニター | 3.2型 210万dot チルト | 3型 104万dot バリアングル | 3型 184万dot バリアングル | 3型 162万dot バリアングル |
4K60P (推定) | APS-C クロップ (4:2:0) (10bit) | APS-C クロップ 4:2:2 10bit | APS-C クロップ 4:2:0 10bit | 1.1倍 クロップ 4:2:2 10bit |
4K30P (推定) | 6Kから (4:2:2) (10bit) | 7Kから 4:2:2 10bit | 6Kから 4:2:2 10bit | 5.1Kから 4:2:2 10bit |
FHD ハイスピードフレーム | FHD120P 音声付き | FHD120P | FHD180P ただしMF FHD120P | FHD120P |
最大ビットレート | 360Mbps | 600Mbps | 200Mbps | 230Mbps |
無線LAN | 802.11ac | 802.11ac | 802.11ac | 802.11b/g/n |
価格 | 25万円 | 33万円 | 24万円 | 30万円 |
太字は3機種の中で最も優れている性能を指す
これをご覧頂きます様に内容を更新しても、α7 IVが他社より優れているのは、画素数と4K30Pで7Kオーバーサンプリングくらいです。
ところが、逆に赤字で示します様に劣っている所に大きな変更があります。
当初は電子シャッターの幕速度は、α7 IIIと同じ1/30秒程度だろうと思っていたのですが、DPReviewの調査によるとたったの1/15秒との事です。
今時1/15秒とは、畏(おそ)れ入谷の鬼子母神です。
これでは怖くて、動画撮影中に気軽にパン動作などできません。
更に驚いた事に、背面モニターは依然104万ドットのままではありませんか。
20万円クラスで売り出したα7IIIが、104万ドットの背面モニターを採用したのは大英断だと思ったのですが、今どきのフルサイズ機の背面モニターで104万ドットとは。
そしてもっと驚くのが、その価格です。
30万円近くになると予想はしていたものの、30万円超えとはこれ如何に。
余計なお世話でしょうが、果たしてこれは売れるのでしょうか?
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