以前、下のブログでもお伝えしております様に、動画はFHDで十分との確信を持ってきました。
そんな中、RF85mm F1.2L USMを使って動画を撮っていると、つくづく思ってしまいます。
FHDの動画を撮るのに、何でこんなにも高価なレンズを使わなければならないのかと。
恐らくRF85mm F1.2L USMは、絞り開放時は無理だとしても、ある程度絞れば4000万画素の高画素機にも対応しているのでしょう。
ところがです。
FHDの動画は、たったの200万画素しかないのです。
解像度が20倍も異なるのに、何で40万円近い高性能レンズを使わなければならないのでしょう。
世の中にこんな無駄な話はないでしょう。
例えて言えば、鉛筆の長さを測るのに物差しではなく、マイクロメーターで測る様なものです。
より正確に測れるから良いと思われるかもしれませんが、鉛筆を1/100mmまで測定した所で何の意味もありません。
これこそ正に無駄です。
それで思うのは、FHD動画対応として廉価版の大口径単焦点レンズを造って貰えないかという事です。
これに関していち早くニコンが、35mm F1.8 Sより安い35mm F1.4、或いは50mm F1.8 Sより安い50mm F1.4のレンズを出したのは快挙と言って良いでしょう。
もしできる事ならば、明るい大口径レンズの8K対応版(松)、4K対応版(竹)、FHD対応版(梅)の3種類出してくれれば言う事ありません。
と言っても、今まででしたら夢のまた夢のお話でした。
ところがこれからでしたら、僅かながらも可能性が出てきました。
それはサードパーティー製レンズです。
レンズマウント開示に消極的だったキヤノンですらサードパーティーに門戸を開いたのですから、自社では造りそうもない廉価版の大口径単焦点レンズをサードパーティーが出してくるかもしれません。
とは言え、果たしてその日はやって来るのでしょうか?
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