目次
はじめに
昨年(2021年)の今頃、現実的な4K120P動画機と題して、4K120Pの動画が撮れる民生用カメラを調べたのですが、その後どうなったでしょうか。
早速調べてみる事にしました。
フルサイズ機
フルサイズ機で4K120Pの動画が撮れる機種は、昨年までは下の3機種でした。
SONY α1
80万円(88万円)
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α7S III 43万円(53万円)
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EOS R5 45万円(50万円)
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ちなみにカッコ内の価格は1年前のアマゾンでの販売価格なのですが、ご覧の通り1年でかなりお安くなっています。
特にα7S IIIの10万円の下落は、かなり魅力的です。
とは言え、依然40万円超ですので、まだまだ庶民にとっては高嶺の花です。
では今年はと言いますと、ニコンのNikon Z 9とキヤノンのEOS R3が新たに4K120Pクラブに入会しました。
Nikon Z 9 75万円(2022/10) |
EOS R3 75万円(2022/10) |
ただしいずれも70万円超の高級機ですので、フルサイズ機で4K120Pを撮るのは、当面お預けです。
APS-Cサイズ機
続いてはAPS-Cサイズ機です。
昨年まではAPS-Cサイズ機で4K120Pの撮れるカメラは存在していなかったのですが、本年7月にフジフィルムからX-H2Sが発売されました。
初値は35万円で市場価格は30万円といった所でしょうか。
APS-Cサイズ機なので、同じ絞り値でもフルサイズ機より被写界深度が1.3段分深くなるのと、2600万画素(フルサイズ換算で5850万画素)の高画素機なのがネックですが、この値段はかなり魅力的です。
いつか4K120Pが撮れるフルサイズ機が、30万円台になる日は来るのでしょうか?
もしそれが数年先になるのでしたら、本機が最も現実的な選択肢かもしれません。
またもう一つ興味深い事をお伝えすると、本年9月に発売されました下にありますXF18-120mmF4 LM PZ WRなる同じくフジフィルムのパワーズームレンズです。
電動パワーズームのXF18-120mmF4 LM PZ WR(12万円)
これは何とズームだけでなくフォーカスも、鏡筒のリングを操作する事で、音もなく電動で駆動できるのです。
ズームリングやフォーカスリングを、何とか滑らかに回す方法はないかと四苦八苦している身としては、何とも羨(うらや)ましいレンズです。
ご存知の通り、キヤノンにもニコンにもそんなレンズは存在していませんし、当分そんなレンズは出て来ないでしょう。
そうなると、思い切ってAPS-Cサイズ機と思わないでもありません。
マイクロ4/3機
次はマイクロ4/3機です。
これも昨年までは4K120Pが撮れる機種は無かったのですが、今年はあります。
それは言わずと知れたパナソニックのLumix GH6です。
2500万画素のDC-GH6(24万円)
4K120Pだけでなく、FHD240Pも撮れますので、映像の幅も拡がります。
値段も20万円台と、何とか工面できそうな価格帯です。
小サイズ機
最後にGoPro HERO10とHERO 11です。
HERO10(7万円) HERO11(8万円)
HERO10はAmazonで昨年6.4万円だったのですが、円安の影響なのか今年は7万円になっているのが目を惹きます。
それはともかく、今ならHERO10が妥当かもしれません。
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