2021/09/15(水)
大変申し訳ございません。
日中シンクロの話は前回で終わりにする予定だったのですが、ある思惑があって再度続けさせて貰う事にしました。
では何の話かと言えば、レンズシャッターです。
レンズシャッターの場合、フォーカルプレーンシャッターと違って、全速度でストロボが同調します。
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このため上の写真の場合、シャッタースピードを一般的なレンズシャッターの最高速である1/2000秒まで上げるとしたら、絞りはF2.9まで開ける事ができます。
となると、被写体までの距離が2mであれば、ガイドナンバーは2.9×2でたったのGN6、3mでもGN9で済むのです。
これはかなりビックリの話ではないでしょうか。
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知らない人が余りにも多いのですが、コンパクトカメラのストロボはガイドナンバー6前後の超小型でありながら、日中シンクロにも十分使えるのです。
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これこそ、日中シンクロ最強の組み合わせと言えるのでないでしょうか。
そうは言っても、今時レンズシャッターを搭載しているのは、レンズ一体型のコンパクトカメラだけなので、レンズ交換式のカメラでは全く使えません。
ところが、レンズ交換式のカメラであっても、間もなくそれを使える可能性が出て来たのです。
という話を次回したいと思うのですが、何の事だか分かりますでしょうか?
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