SONY α7 IVの謎

2021/10/23

ついに話題のα7 IVが正式発表されましたが、皆様はDPReviewのα7 IVに関する記事をご覧になられましたでしょうか?

SONY α7 IV

それによると、何とα7 IVの電子シャターの幕速度(スキャン速度)は1/15秒との事です。

電子シャッターの画像読み込みタイミングチャート

下の表に有ります様に、恐らく非積層型であろうα7 IVの撮像素子は、3300万画素になったのに伴い、どんなに頑張ってもα7 IIIと同じ1/30秒程度だろうと予想したのですが、よもや1/15秒とは驚きました。

項目\機種 Nikon Z 6 II
(2020/11)
α7 IV
(推定)
Lumix S5
(2020/9)
EOS R6
(2020/8)
画素数 2450万画素 3300万画素 2420万画素 2010万画素
電子幕速度 1/45秒 1/30秒 1/20秒 1/60秒
ISO感度
(拡張)
100-51,200
(50-204,800)
100-51,200
(50-204,800)
100-51,200
(50-204,800)
100-102,400
(50-204,800)
シャッタースピード 1/8000-30, B 1/8000-30, B 1/8000-30, B 1/8000-30, B
AF ハイブリッドAF
瞳AF
動物AF
最大81%
EV-4.5
4D FOCUS
リアルタイム
瞳AF
動物鳥検出
最大93%
EV-3
空間認識AF
リアルタイム
認識AF
顔瞳動物認識
デュアルピクセル
CMOS AF II
瞳・顔・頭部検出
犬・猫・鳥検出
最大100%
EV-6.5
連写
(電子シャッター)
14コマ/秒 10コマ/秒 7コマ/秒 12コマ/秒
(20コマ/秒)
手ブレ補正 最大5段 最大5.5段 最大6.5段 最大8段
ファインダー 0.5型
369万dot
0.8倍
21mm
0.5型
369万dot
0.78倍
21mm
0.5型
238万dot
0.74倍
20mm
0.5型
369万dot
0.76倍
23mm
モニター 3.2型
210万dot
チルト
3型
162万dot
バリアングル
3型
184万dot
バリアングル
3型
162万dot
バリアングル
4K60P
(推定)
APS-C
クロップ
(4:2:0)
(10bit)
APS-C
クロップ
4:2:0
10bit
APS-C
クロップ
4:2:0
10bit
1.1倍
クロップ
4:2:2
10bit
4K30P
(推定)
6Kから
(4:2:2)
(10bit)
7Kから
4:2:2
10bit
6Kから
4:2:2
10bit
5.1Kから
4:2:2
10bit
FHD
ハイスピードフレーム
FHD120P
音声付き
FHD120P FHD180P
ただしMF
FHD120P
FHD120P
最大ビットレート 360Mbps 200Mbps 230Mbps
無線LAN 802.11ac 802.11ac 802.11ac 802.11b/g/n
価格 25万円 30万円 24万円 30万円
太字は3機種の中で最も優れている性能を指す

 

何しろ下の表に有ります様に、最近のフルサイズ機においても、この幕速度は最下位なのですから。

SONY Canon Nikon Lumix
機種 α7 III α7S III α9 α1 R3 R5 R6 Z7 Z6 Z5 S5 S1 S1R
Full 1/30 1/125 1/150 1/200 1/180 1/60 1/60 1/20 1/45 1/10 1/20 1/20 1/30
電子シャッターとメカシャッターのスキャン速度(単位:秒)

 

通常新製品を企画するに当たっては、少なくとも先代機種より劣っている部分があってはいけないというのが、不文律と言うより常識です。

何故ならば、当然ながら先代より劣っている機種の開発を経営会議が了承する筈がないからです。

にも関わらず1/15秒とは何事でしょう?

これで左右にパンしながら動画を撮ったら、電柱がワカメの様にゆらゆらする事でしょう。

もしかしたら、次のα9 IIIで本撮像素子を積層型にして幕速度1/250秒を達成する事で承認を得たのかもしれませんが、さすがに1/15秒はないでしょう。

 

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