【新説】知られざる動画と静止画の大きな違い

はじめに

動画を撮り始めて以降、映画やドラマ、イメージビデオを見て印象的なシーンがあると、どうやって撮ったのだろう、レンズの焦点距離や絞りはどれくらいだろうと推測したりする様になりました。

そんな中、ネットでは全く語られない興味深い事に気付きましたので、お知らせしたいと思います。

動画はノイズが目立たない

それが何かと言いますと、動画にするとノイズが目立たなくなるという事です。

例えばある映画で暗闇のシーンがあったとします。

それを再生して見ている分には何も気にならないのですが、一旦動画を停止させるといきなりノイズが目立つときがあるのです。

それなりに製作費を掛けた映画だろうにかなりノイズが乗っているな、と思いながらまた再生すると、ノイズは気にならなくなります。

それでようやく気が付いたのですが、どうも人の眼は動画の数フレームを合算して見ている様な感じです。

このためランダムに発生したノイズが平均化されて、目立たなく感じるのでしょう。

丁度カメラにあるマルチショットノイズリダクションと同じ理屈です。

ノイズの乗った写真(左)を4枚撮って合成(加算平均)するとノイズが低減する(右)

恐らくこれは人の眼の残像効果によるものなのでしょう。

そうなると更に思い付いた事があります。

動画はブレが気にならない

ご存知の様に静止画において、ブレは大敵です。

ところが、動画にすると大して気にならないのです。

実際動画の場合、例えば30fpsのフレームレートで撮影するとしたら、動きが滑らかに見える様にシャッタースピードは1/60秒前後が良いとされています。

その場合、たとえカメラを固定していたとしても、動いている人物であれば、それなりにブレていますが、特に違和感は感じません。

恐らくこれも残像効果によって、実際に動いている物体を見ている場合においても、ブレて認識しているのでしょう。

このため、静止画では許されないブレが、動画ではある程度許容されるという事です。

動画は多少ピントが甘くても許容される

またピントに関しても、静止している被写体がボケた動画は論外としても、動いている被写体であれば多少ピントが甘くなる事があっても、これまた然程気になりません。

むしろ被写体が徐々にボケていく、或いは被写体に徐々にピントがあっていくといったシーンは動画の醍醐味ではないかと思うほどです。

まとめ

以上をまとめますと、静止画より動画の方がノイズ、ブレ、ピントに関して許容度が高いという事です。

具体的には、静止画より動画の方が感度上げられ、シャッタースピードも遅くでき、絞りも開け気味にできるのです。

このため、もっと平たく言えば、動画の方が静止画より楽に撮れるという事です。

当たらずとは言え遠からずだと思うのですが、いかがでしょうか?

一般的に言われる動画と静止画の違い

最後に、動画と静止画の違いをネットで検索すると以下の様なのが出てきます。

動くのが動画、停止しているのが静止画
音があるのが動画、音の無いのが静止画
情報量の多いのが動画、少ないのが静止画
手間の掛かるのが動画、そうでないのが静止画
1枚完結が静止画、そうでないのが動画

内容はともかくとして、弊サイトと似た見解はなさそうです。