共通

ストロボ

ストロボ同調速度によってストロボ光の到達距離はどれくらい変わるのか
(1/200秒と1/250秒の差)

ストロボ同調速度の1/200秒と1/250秒では、日中シンクロにおいてどれくらいの差があるのでしょうか? 単純に両者の比較では、倍数で1.25倍、段数で0.3段程度の違いでしかありません。 確かにそうなのですが、同じISO感度であれば1/250秒は1/200秒より絞りを0.3段開ける事ができ、僅かながら背景をよりボカス事ができます。 それと、もう一つ言える事があります。 それは、絞りを明るくできる分、ストロボ光の到達距離を延ばせる事です。

Canon

なぜストロボを使うと露出シミュレーションがOFFになるのか?
(また一つニコン機の長所が見つかった)

何故、EOS Rシリーズのカメラにストロボを装着すると、露出シミュレーションが勝手に解除されるのでしょうか? 露出シミュレーションとは、実際の撮影結果と同じ明るさでファインダーやモニターに画像を表示する機能で、露出補正効果等が事前に目視で確認できて大変便利です。 ところがキヤノン機の場合、ストロボを装着して充電が完了すると、いきなり露出シミュレーションが解除され、適正露出の標準表示に戻ってしまうのです。

SONY

日中シンクロで遠くの被写体を照らすには
ハイスピードシンクロか?それとも通常発光か?

明るい海と空を背景とした逆光気味の人物撮影において、人物を明るく撮るためにストロボを発光させるとします。 その場合、二つの手があります。 一つ目は、そのままの露出設定でハイスピードシンクロ(連続発光)を使ってストロボを光らせる方法。 もう一つは、少し絞りを絞って、シャッタースピードをストロボ同調速度まで下げて(遅くして)、ストロボを通常発光(単一発光)させる方法です。 はたしてどちらがより遠くまで光が届くでしょうか?

共通

誰でも撮れる、星空撮影の事前セッティング

一昔前でしたら、星を撮るには、絞りを開け気味にして、ピントを無限遠にして、シャッタースピードをBにして、レリーズを押してノンビリ待つだけでした。 ところが今では、事前にカメラを星空撮影用にセットしておかないとと、暗闇でオロオロする事になりかねません。 そんな訳で、星空撮影の手順を分かり易くご紹介します。

スマホ

スマホの画質が2024年に一眼カメラを超えるのは間違いのない事実

ソニー セミコンダクタソリューションズのCEOが事業説明会において、ここ数年以内に、静止画では一眼カメラの画質を超えると見ている、と語ったそうです。 そして下にあるその資料によれば、その日は2024年との事です。 恐らくいきなりそんな話を聞かれたら、普通の人ならウソだろうと思われる事でしょう。 ところがそれは、紛れもない事実なのです。

Nikon

ニコンRAWファイルの14bitと12bitの違い

Nikon Z 50のマニュアルを見ると、下にあります様にRAWファイルを12bitと14bitから選択できる様になっています。 更にこのマニュアルによれば、14bitの方が諧調が豊かになると記されていますので、誰しも14bitの方を選びたくなるのが人情でしょう。 そうなるとRAWファイルの容量は、計算上16%増える事になり、諧調性は4倍滑らかになるはずです。 ですが、実際に目にするJPEGの画像においても、そんなに差があるものなのでしょうか。